RECODE法実践記録1

前回少しお話したRecode法(リコード法)。

最近聞かれることも多いので、実践している母について何回に分けて少しお話します。

うちの母は運動も社会活動も、仕事も家事も編み物もすべてをこなすスーパーウーマンでした。高校時代頭が良かった(でも貧乏!で大学には行けず)が自慢の母が少し変になってきたのは、2014年春、階段から落ちて背骨の圧迫骨折、何カ月か寝たきりが続いた後でした。

行き慣れたところで迷ったり、帰ってこれなかったり。母なりに気になったのか、「イチョウ葉サプリ」を飲んでいたりしました。父に様子が変な事は伝えたのですが、命令形っぽく母に接していた父にはわからなかったらしく、スルーされました。

様態が悪化したのは父が入院してから。2015年父が突然の癌告知で入院し、ストレスがマックスになったのか、言動がおかしくなりました。父が頼んだ物が覚えられず、きちんとメモして帰っても、ありえない数を持ってきたり…。ここまでくると父も母の様子がおかしいと分かったみたいですが、自分が入院中なので何もできず。病院を探してくれ、退院したら一緒に行くと言っていたのですが、2016年3月に他界してしまいました。

父が他界後、一挙に症状が悪化し、せん妄、異常行動とひどくなっていきました。(明け方遠方にいる親戚がもう来ていると電話があったり、夜中に近くの親戚の家を何度も訪れたり…)。やっとの事で連れて行った、有名!と言われる「物忘れ外来」でアルツハイマー型認知症と診断。

ここから「アリセプト」という認知症の薬を飲み始め、副作用で怒りっぽくなり、自殺願望が増え…。2年半も通った結果、うつ病の薬も出され、言われたのが「徐々に悪くなる病気ですから…」

絶望的な言葉でした。

物忘れ外来に連れて行けば治る!と思っていた私がやっとのことで色々と調べ始めたのがこの時でした。(リコード法との出会いももう少し!)

(続く…)