中目黒カイロプラクティック整体院では 安定期(16週)に入り、お医者さんの許可を得た妊婦さんにマタニティ整体の施術をしております。
この頃から、お腹が目立ち始めるため、姿勢も変わり、今までと違う筋肉の使い方を始めます。変な癖がつく前に正しい体の使い方を覚えてあげると、妊娠後期になっても痛みの少ない「ストレス」の少ないマタニティライフが送れるでしょう。

妊娠中のトラブルとして
初めの4カ月(16週)までは「つわり」が70%以上、それに加えて「便秘」「お腹の張り」などがあるようです。新しい命を授かったばかりの妊娠初期は何が起こるかわからないため、整体はできません。 心と体を休めるのが大切な時期です。この時期は自分で、またはパートナーに手伝ってもらったりして体をさすったり、コミュニケーションをとることによって心も休めてあげることが大切です。
妊娠中期と呼ばれる、16週から22週の間は「お腹のふくらみが目立ち始める」時期でもあります。この時期「便秘」(32%)や「お腹の張り」(31%)がより気になる妊婦さんが増えます。それと同時に「リラキシン」というホルモンの影響と体型の変化から20%の妊婦さんが「肩こり」や「腰痛」を訴え始めます。
お腹が前にでると骨盤が前傾し、腰を反った姿勢になります。この姿勢によって腰の筋肉を使いすぎ、またリラキシンと言うホルモンの影響で靭帯が緩んでしまうため、「腰痛」になるのです。腰が反れば、S字を描いている背中は丸くなります。いつもより「猫背」になり、「肩こり」もでてきてしまうのです。
この時期になれば整体も始められます。運動も始められる時期ですので、整体やヨガなどの運動を上手に使って快適なマタニティ生活を送りましょう。
成長期(23週以降)や妊娠後期(28週以降)になると「お腹の張り」(47%)「便秘」(38%)に続いて「ムクミ・足の付け根の痛み」(33%)が初めてランクイン。「肩こり・腰痛」も30%までに増えます。妊娠後期はお腹も大きくなり、赤ちゃんの胎動も激しくなり、お腹も張りやすくなってきます。それと同時に、お腹が大きくなることによって血管が圧迫され、足がむくみやすくなります。
妊娠初期からおススメしていますが、「骨盤ベルト」をうまく活用すると「足のむくみ」や「腰痛」の予防にもなります。整体で体をゆるめた後にベルトでバランスを整えると快適な状態が長続きします。
妊娠中の体の変化は時期によって、また年齢や生活習慣によっても違ってきます。不調を感じる方、感じない方、今までなかった症状に不安を感じる方もいらっしゃいます。
マタニティ整体は出産前日まで受けていただくことができますのでうまく活用して頂ければと思います。
※マタニティ整体をお受けいただく前に同意書にサインして頂きます。当日、体調不良ではないか、お腹の張りを感じないか、子宮頚管が短くないか、など様々なチェック項目もあります。調子が悪い時はまずは担当医に連絡をして症状の確認をして下さい。【同意書サンプル】
マタニティ整体ってどんな事をやるの?
1⃣ カルテの記入とカウンセリング、検査
初回は、カルテ・同意書をご記入いただき、痛みのでる場所やお悩みなど、お話しを伺います。同時に、姿勢や体の動きを確認させていただき、施術プランを決定します。マタニティ整体の場合、どんどんお腹が大きくなり、毎回体の状態が変わっているので、新たに気になるところなどないか、お話を伺いながら進めていきます。


2⃣ 横向き(シムス体勢)もしくは、椅子に座っての施術
腰、足、肩など体全体の筋肉をほぐしていきます。
横向きの”シムス体制”での施術ですので、妊婦さんでも無理なく、お腹を圧迫することなく安心して受けて頂けます。
ベットや布団の上にヨガマットなどを敷いての施術となりますが、肩など座り姿勢の施術も可能です。
3⃣ 仰向け、もしくは座り姿勢による関節の調整
お腹が大きくなるにつれ自分では動かしにくくなった
○股関節 ○肩甲骨
を動かしながら緩めていきます。
リンパの通っているこの部分を動かしやすくすることによって全身の血流をよくしてむくみづらい体を作っていきます。
バキ!ボキ!
という関節調整はしていませんのでご安心下さい。



4⃣ アフターケア
痛みを繰り返さないために、妊娠初期、中期、後期などその時々に合わせた簡単な体操指導や生活習慣の改善アドバイスを行わせていただきます。
家事の合間にできる簡単なストレッチや体操ですのご安心ください。
妊娠中は日々体が変化していきます。痛みの出にくい立ち方や歩き方など、あなたの生活に合わせた指導をさせていただきます。
産後の

にも役に立つような楽しい指導を心がけています。
また、トコちゃんベルトをお持ちの方、または試してみたい方には「トコちゃんベルトの着用指導」もしております。
